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    インタビュー

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    Webtoon作家

エロと笑いが交差する世界!読切Webtoon『ギリギリ横丁』の裏側に迫る

本日のクリエイター

木村哲也

先生

マンガ家。神奈川県横須賀市出身。
ソラジマTOONにて読切Webtoon「ギリギリ横丁」をリリース。
代表作は『マムシ』『オーデュポンの祈り』など。
ある時期より生涯の趣味にしようとエレキギターを始める。

こちらの記事はもう読んだ?

    横から縦への大転換!木村先生のギリギリWebtoon挑戦記

    木村哲也

    先生

    『ギリギリ横丁』、もう読んでみましたか?

    個性的なキャラクターたちが繰り広げるエロとコメディの世界は、一度読めばクセになること間違いなし!でも、この作品がどのように生まれたのかは、まだあまり知られていません。この記事では、作品の裏話や舞台設定、そしてキャラクターへのこだわりを作者の木村哲也先生にたっぷり伺ってきました!

    「こいつとこいつを組み合わせたら……?」キャラクター同士が生み出す化学反応

    ――『ギリギリ横丁』の制作が開始した経緯を教えてください。

    おそらく、私が提出したネームを見て「これならいけるかも」と担当編集者が思ってくれたのだと思います。自然な流れで制作が進みましたね。

    もともと私は、小さなお店を舞台にした短編のような話を描いていました。一方で、担当編集者さんも「小さな世界でキャラクターが動き回るような作品をやりたい」という意向があり、そこで意見が一致しました。

    ――『ギリギリ横丁』の舞台設定はどのような発想から生まれたのでしょうか?

    小さな路地裏にあるお店が舞台で、そこに様々なキャラクターが登場するというアイデアは、最初からありました。そこからキャラクターを作り込んでいきました。

    Webtoonの読者は比較的若い方が多いですが、今回は少し上の世代の方にも楽しんでいただけるよう意識しましたね。

    キャラクター設定を作りつつ、舞台も徐々に形作っていった感じです。細かい部分は、シナリオを書き進める中で調整しました。

    ――キャラクター同士の関係性も面白いですね。キャラクター作りで意識されたポイントはありますか?

    今回のキャラクターは、以前から描いてきたものをベースにしています。編集者さんと相談しながらブラッシュアップしていった形ですね。

    以前よりもキャラクターを少しぶっ飛んだ設定にし、過激さを増しました。性格も少し現実離れさせる部分を意識しましたね。

    キャラクター同士を対峙させたり、組み合わせたりすると新しい展開が生まれるので、そのような組み合わせを意識しました。

    「このキャラクターとこのキャラクターを対峙させたらどうなるか」「今度はこのキャラクター同士を組み合わせたらどんな展開になるか」などを考える中で、小ネタも自然と生まれてきました。

    キャラクターの強い個性を前面に出すため、背景はあまり描き込まず、説明的な描写も控えるようにしました。

    ――キャラクターの仕草も特徴的ですよね。アケビが「チャーリーが呼んでる」と言ってトイレに消える場面などは、アケビのミステリアスさを際立たせる意図があったのでしょうか?

    そこは特に意識していませんでした。

    ただ、何かの折に入れ込んで、定番のパターンのようにできたらというイメージはありました。

    アケビ自体が元々ミステリアスなキャラクターなので、その性格が自然と表れたのかもしれません。

    Webtoonらしいテンポを生み出す小ネタの妙

    ――この作品のもう一つの特徴として、Webtoonらしいテンポの良さが挙げられると思いますが、作品作りで意識されたポイントはありますか?

    「Webtoonらしい」と言っていただけるのはとても嬉しいですね。

    テンポについては、編集者さんからいろいろとフィードバックをいただきながら調整しました。初めてのWebtoon制作だったので、そのおかげで良いテンポに仕上がったのかもしれません。

    正直、Webtoonでこの作品がどう受け入れられるか不安もありましたが、編集者さんが「大丈夫です!」と言ってくれたので、思い切って挑戦しました。

    ――所々挟まる「心の俳句」も良いテンポを生んでいたように感じます。

    それがテンポを生んでいるなら嬉しいですが、そこまで意識していたわけではありません。ただ「面白いから入れてみよう」という感じですね。

    『ちびまる子ちゃん』の「友蔵、心の俳句」みたいな、そんな要素を取り入れられたら面白いと思いました。他にも、アケビやチャーリー、コック帽の件、ひなたがナイフを投げて変なおじさんに刺さるシーンなど、「え、何?」と思ってもらえるような要素を散りばめてみました。

    エロと笑いの交差点!ギリギリに挑んだ先に見えたもの

    ――エロとコメディのバランスが絶妙だと思いますが、意識されたことはありますか?

    編集者さんから「思い切ってやってみて、無理そうなら僕が止めますから」と言ってもらえたので、自由に描かせてもらいました。そのおかげで、少し攻めた表現も取り入れやすかったですね。

    直接的な表現は伏字にしたり、ストレートに見せないよう調整しましたが、ただエロいだけではなく、キャラクターに愛嬌があり、愛される存在であることを意識しました。また、ポジティブに描くことも大切にしています。

    例えば、アケビがトイレで何かしている場面では、直接見せずに読者の想像に委ねる演出を心がけました。すべてを見せないことで、想像力を掻き立てたいという意図です。

    ――エロとコメディを組み合わせることで、面白さが増す要素もありますよね。この作品で一番お気に入りのコメディ要素は何でしょうか?

    やはり「コック帽が大きくなるシーン」ですね。馬鹿馬鹿しいアイデアですが、自分でも気に入っています(笑)。

    もともと店主のキャラクターには大きなコック帽を被らせていましたが、そこから発展させて思いつきました。アケビが絡むことでアイデアが膨らんでいきましたね。「コック」は英語の隠語としても使われることがあり、そこにも少し引っかけています。

    ――エロとコメディは一見別物ですが、昔のバラエティ番組のように、うまく組み合わせて笑いを生んでいるように感じます。

    それは猥談のようなものですね。エロい話にはちょっとしたタブー感があり、それが良いバランスを生んでいるのかもしれません。エロとコメディの融合は初めての挑戦でしたが、とても楽しい試みでした。挑戦しがいがありましたね。

    ――作品制作にあたり、苦労された点はありますか?

    すべてが初挑戦だったので、全てが苦労でした。ただ「苦ではない苦労」といいますか、新しい挑戦をする中での迷いや試行錯誤も含めて楽しかったです。

    ――最後に、この作品を通して特に読者に見てほしいポイントは何ですか?

    キャラクターを楽しんでほしいですね。気軽に読める短編にまとめたので、どこからでも楽しんでいただけると思います。

    XやInstagramでも宣伝しているので、ぜひそちらもチェックしてみてください!

    続きは『ギリギリ横丁』をチェック!

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