• #

    インタビュー

  • #

    ネーム作家

【タテ読みネームチャレンジ大賞受賞】Webtoon初挑戦の裏側と未来への展望!甘口たらこ先生インタビュー

本日のクリエイター

甘口たらこ

先生

漫画家/イラストレーター。埼玉県出身。
2024年よりWebtoon制作を開始。ネーム作家として活動中。
最近はまっているのは朝一番にお風呂に入ること。

趣味で描いてきた漫画が人生を変える一歩になるとしたら、あなたはどうしますか?

タテラボ!主催で10月に開催した『タテ読みネームチャレンジ』で見事に大賞を受賞した甘口たらこ先生は、今年から初めてのWebtoon制作に挑戦しています。これまで趣味として描き続けてきた漫画がどのように評価され、どんな挑戦と学びを経てきたのか。そして、これからの夢や目標について、甘口たらこ先生にたっぷりと語っていただきました。

▼ タテラボ!主催の『タテ読みチャレンジ』とは?
毎月15日に公開されるWebtoon制作に特化したコンテスト。ネームや背景制作をはじめWebtoonの制作初学者でも継続的に取り組むことができる課題を出題。
また、実際のWebtoon作品を題材にした課題設定も特徴の一つ。

――「タテ読みチャレンジ」の大賞受賞おめでとうございます!今回のコンテストをどのようにしてお知りになったのでしょうか?

SNSで拝見して知りました。

ある製作会社さんからお声をかけて頂き、今年からwebtoonのネームを描くようになりました。それをきっかけにエンタメ方面で可能性を広げたいと思い、とりあえずポートフォリオを作ろうとしました。

しかし、絵や漫画を描くことはこれまで100%趣味でしたので、公開できる実績があまりなく…。 力だめしと実績作りの目的を持って応募させていただきました。

――応募を決めた理由は何だったのでしょうか?

「国内webtoon業界で存在感を持っていらっしゃるソラジマさんのコンテストであること」「明確に分野が特定されていること」の2点が個人的には決め手でした。

男性向けアクションには元々ある程度自信があったのですが、あくまで自信だけでわかりやすい実績がありませんでした。目の肥えた編集様の目でもし仮に万が一評価いただければ胸を張って「これが得意です!」と公に言えますから、それは素敵だなと思って応募させていただきました。

しかし、あくまでこうなったらいいなあ…くらいの気持ちでしたので、本当に大賞をいただけるとは思っていなかったです。

評価頂けて大変感謝しています。

――これまでは趣味としてのご活動を長くされてきたということだったのですが、どのような絵や漫画を描いてこられたのでしょうか?

小学生の時、ジャポニカ学習帳に描き始めたのが最初です。

ウサギやカエルが剣と魔法で戦う話でした。以降中学生から現在まで漫画を描いてはwebに投稿し続けていました。pixiv上で有志の方が開催してくださる「交流企画」というものがあります。

まず、主催さんから提示されるオリジナル世界観の設定を元にキャラクターを作って参加表明をします。そして、数十人から数百人いる他の参加者さんと共にリレー漫画を描き合うという大掛かりな遊びです。

これが大変に面白く、中学生から現在に至るまで十数年間どっぷりハマっていました。大抵成人男性のキャラクターを作って参加しては、他の参加者さんのキャラクターさんをお借りしつつ漫画を描いていました。所謂横読み漫画で、バトル展開多め、まあまあ雰囲気の暗い作風だと思います。

お恥ずかしながらタテ読みは今年入るまで描いたことも読んだこともありませんでした。

――なぜWebtoonに挑戦しようと思ったのでしょうか?

あるタテ読みの製作会社さんからpixivのDMにてお声がけいただいたことがきっかけでした。

当時絵を描くことは100%趣味で、本業もエンタメとは一切関係ない業種でしたが、自分の技能をお金に変えてみたいという好奇心があったのでこの分野に飛び込みました。

多分お声がけ頂かなければWebtoonは描いていなかったと思います。。。

――実際にWebtoon制作に取り組んでみてどのようなことをお感じになられましたか?

面白いと思った面は「ヨコ読みマンガの技術も十分使えるということ」「映像作品みたいで楽しいこと」です。

違いやクセを勉強することは前提として、タテとかヨコとか関係なく「読みやすさ」と「エンタメ性」が求められているというところは同じだなという気づきがありました。

また、Webtooはより映像作品に近いと思っているので、アニメ好きとしては色々試し甲斐があって楽しいです。

苦労した面はやはり皆さん言われていることですが、Webtoonならではのテンポ感に慣れるのに時間がかかっている(現在進行形)ことです。

コマとコマの間隔をどれくらい空けるかとか、吹き出しの大きさをどのくらいで見積もるかとか…この辺の感覚を身につけるともっと制作スピードを上げられると思っていて、早々に習得したいポイントです。

――今回のコンテストは「男性向けバトルファンタジー作品の脚本を参考にネームを描く」という課題でしたが、特に意識されたポイントはありますか?

大前提として「何をやっているのか」がストレスなく理解できる内容にすること、そして、お題となったシーンの特色「知恵と身の軽さで格上を倒す」を面白く表現できるように意識しました。

具体的には、ドラゴンを強そうに描く、脚本で指定された細かいギミック(逆鱗をドラゴンの飛び上がる力と自分の体重によって剥がす)、が伝わるように描く、主人公を緊張感ある表情に描く、などです。

――Webtoonの上達のために普段取り組まれていることは何かありますか?

定期的に新しい漫画(タテヨコ問わず)やアニメを視聴するようにしています。勉強目的と、エネルギー補給の意味合いがあります。

頭の中で映像を作ってそれをネームに出力している感覚なのですが、定期的に創作物からエネルギーを補給しないと映像が出てこなくなってしまうため…

また、「こうするとより面白いのでは」というアイデアはゴリゴリ試すようにしています。自分の中の「多分こうすると良い」という仮説を本当に有効か検証しつつノウハウを貯めていかねば…と思っています。

まだまだ駆け出しですが、長い目で色々と試して精進したいです。

――甘口先生の今後の目標や夢がもしあれば教えてください。

直近の目標は関わった作品のヒットに貢献することです。

長期的にはネームについてもそれ以外のことについても主体的に挑戦して、世界を広げてみたいなと思っています!

――今後のご活躍を楽しみにしております!改めまして大賞受賞おめでとうございました!

10月の『タテ読みネームチャレンジ』結果発表を見る

Webtoon制作のお悩み、大募集!

制作中の疑問や、タテラボ!で取り上げてほしいテーマを募集しています。

お悩みを投稿する