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作品紹介
「Webtoon(縦読みマンガ)ってどの作品が面白いの?」
「今流行っているWebtoonはどれ?」
スマホで縦にスクロールさせながら読んでいくWebtoonは、次世代のマンガとしてにわかに浸透しつつあります。一方で、日本ではまだまだ発展途上であり「これは間違いない!」という作品を見つけにくいのが現状です。
そこで今回は、2025年2月20日に発表された「タテ読みマンガアワード2024」受賞作品から、Webtoon特化メディア「タテラボ!」のライターが選んだ今読むべきWebtoonを紹介していきます。

「タテ読みアワード2024」トップページ/©Natasha
「タテ読みマンガアワード2024」とは、コミックナタリーが主催する縦読みマンガ限定のマンガ賞です。「タテ読みマンガ初心者も含めた読者のガイドとなり、面白いタテ読みマンガとユーザーの新たな出会いの場」となることをめざして企画されました。
ノミネート作品は国内外合わせて111作品。その中からユーザー投票で上位作品が選定され、2025年2月20日に投票結果が発表されています。上位に選ばれた作品は、Webtoonをこよなく愛するマンガ好きたちが選んだ名作ばかり。Webtoon初心者はもちろん、今読むべきWebtoonをチェックしたい人にもおすすめのタイトルが揃っているのです。
次の見出しからは、上位作品の中からライターおすすめのマンガを詳しく紹介していきます。

『無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!』第1巻表紙 © つるこ / SORAJIMA
家族から「無能」と蔑まれてきた公爵令嬢・エルシャは、陛下の命により「戦争狂」と恐れられるアイスベルグ大公・ロルフと結婚することに。
味方ですら手にかけると噂される冷血漢との婚姻に、最初は怯えるエルシャ。しかし、「新しい家族と今度こそ幸せになる!」と決意し、気合を入れてアイスベルグ家へ向かいます。そこで彼女を出迎えたのは、存在すら知らされていなかった「大公の養子」ウィルバートとヒューでした。
愛情表現が苦手なロルフ、気難しいウィルバート、口下手なヒュー、そして「無能」と呼ばれてきたエルシャ。そんな新米家族が織りなす、心温まるファミリードラマです。
本作の魅力は、アイスベルグ一家の愛らしさ満点な家族生活です。主役の4人は家族に愛されなかったり、両親を早くに亡くしたり、それぞれの事情から家族愛を欠落させたまま生きてきました。そんな彼らが不器用ながらお互いを思いやるいじらしさが最高にかわいく、読んでいるとニヤケて仕方ありません。
また、本作ではアイスベルグ一家の平和を乱す事件も巻き起こります。家族崩壊の危機を前に、エルシャたちは奮闘します。4人で幸せに暮らしたい——その願いに向かって懸命に進む姿は、応援せずにはいられません。
かわいい家族に癒されたい人、幸せなファミリードラマが好きな人はぜひ読んでみてください!
『無能な継母ですが、家族の溺愛が止まりません!』はこちらからチェック!

『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』第1巻表紙 © 天壱 / SORAJIMA
ベリエ王国の第一王女・ラースは、大国シャリオルト帝国との戦争に出陣し、「ベリエの黒龍」と称されるほどの活躍をします。しかし、祖国と家族の裏切りによって敵国の捕虜となり、長きにわたる屈辱の末、最期は愛するベリエ王国から“悪女”と蔑まれながら命を落としました。
しかし、死んだはずのラースは、なぜか幸福に満ちた過去へと戻ります。自分がタイムリープしたことに気付き、身を捧げたベリエ王国、それを統べる王族への憎悪に目覚めたラース。彼らが望んだ“悪女”として全てに復讐することを誓い、二度目の人生に挑むのです。
そんなラースの復讐劇に、帝国の「暴君陛下」ゼフォンも巻き込まれていき——。壮絶かつ痛烈な復讐ファンタジーが幕を開けます。
本作の魅力は、“因果応報”を体現する復讐劇にあります。ラースが復讐を決意する理由が序盤で丁寧に描かれており、読者は「ベリエ王国は許せない」と感じずにはいられません。その上で、彼女があらゆる策を巡らせ、祖国に報復していく展開は痛快そのもの。いわゆる「ざまぁ系」の醍醐味を存分に味わえる作品です。
一方で、本来は優しいラースの人間味がふとした瞬間に垣間見えたり、暴君と恐れられるゼフォンが次第に彼女に惹かれていったりと、読者の心を揺さぶる人間ドラマも見どころの一つ。
心の底からスカッとできる復讐劇が好きな人なら、間違いなくハマるWebtoonといえるでしょう。
『お求めいただいた暴君陛下の悪女です』はこちらからチェック!

『氷の城壁』第1巻表紙 © 阿賀沢紅茶 / 集英社
氷川小雪は、クラスの誰ともつるまず、「誰も近寄んなオーラ」を出していると噂される孤高の女子高生です。しかし、その本質はただの人付き合いが苦手な高校1年生。誰とも深く関わらない退屈な毎日に「このままでいいのだろうか」と考えていたある日、初対面でもグイグイ距離を詰めてくる「距離ナシ男子」ミナトと出会います。
さらに、ミナトの友人・陽太や、クラスのアイドル・美姫も加わり、4人の関係は友情も恋愛もひっくるめて大混線。高校生ならではの複雑で繊細な関係性を、のんびりとした雰囲気で描く青春コメディです。
2025年1月にアニメ化が発表された『氷の城壁』は、思春期ならではの、めんどくさくてもどかしい気持ちを丁寧に描きます。他人とうまく関われなくても、「でもそれでいい」と自分を納得させてきた小雪をはじめ、登場人物たちは10代特有の悩みを抱えています。それらが交わることで、物語がゆるやかに動き出していきます。
今10代の読者は小雪たちの悩みに共感しながら、かつて10代だった読者は「こんな時期もあった」と懐かしみながら、どちらも彼女たちの青春を応援したくなる——それが『氷の城壁』の魅力です。
学生ラブコメが好きな人はもちろん、等身大の青春ドラマに惹かれる人にもおすすめしたいWebtoonです。

『かたわれ令嬢が男装する理由』第1巻表紙 © 雨宮レイ / SORAJIMA
皇太子・ディランの奸計によって冤罪を着せられたローレイス侯爵一族は、無惨にも斬首刑に処されてしまいます。ローレイス家の令嬢・リナリーは、最期の瞬間に「もう一度やり直したい」と強く願いました。すると、目を覚ますとそこは3年前——悲劇が起こる前の世界だったのです。
「すべての始まりは、弟のリアムがディランの通うフォルティス学院に入学したこと」
そう考えたリナリーは、今度こそ家族を守るため、弟になりすまして学院に通うことを決意します。自慢の長髪をバッサリ切り落として男装をし、「リアム・ローレイス」としてフォルティス学院騎士学科へ入学しました。
学院でリナリーを待ち受けていたのは、ディラン率いる冷酷な4人組「ファシアス」に、なぜか気に入られる予想外の日々でした。
男装令嬢の人生やり直しラブコメ、ここに開幕です!
本作の魅力は、主人公・リナリーと「ファシアス」の面々が織りなす恋愛模様にあります。「ファシアス」は、オレ様暴君のリーダー・ディランをはじめ、個性豊かなイケメン騎士が揃った4人組です。学園中から恐れられている彼らが、リナリーとの交流を通して意外な一面を見せ、やがて惹かれていく展開はまるで少女マンガのよう。胸が高鳴る瞬間が満載です。
特に、仇であるはずのディランが、リナリーを「男なのにかわいい」と感じて赤面するシーンは必見です。極悪非道な敵でありながら、年頃の少年らしいウブな一面をのぞかせるギャップに、ハマること間違いありません。
乙女ゲームのような逆ハーレムラブコメが好きな人、冷酷イケメンにときめきたい人にぴったりのWebtoonです。

『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』第1巻表紙 © 江藤俊司 / StudioNo.9
本作は、世界中に出現する“門”から現れる異界生物と戦う現代異能バトルファンタジーです。人智を超えた化け物に対抗できるのは、人類から選ばれた超常の存在“プレイヤー”だけ。世界のために戦うプレイヤーは英雄と称えられ、世界の希望として日夜戦い続けています。
主人公・有明透晴(すばる)はいじめられっ子でしたが、ある日、前代未聞の最高ランク“虹”のプレイヤーに選ばれます。血液を自由に操る超レアスキルを手に入れた透晴は、今までの自分と決別すべく、異界生物や邪悪なプレイヤーとの戦いに飛び込んでいきます。
それは「虫ケラ」と呼ばれた少年が、やがて「救世主」と呼ばれる物語の始まりでした。
本作の面白いところは、スクロールする手が止まらないハラハラドキドキなストーリーです。タイトルを見ると「よくある俺TUEEE?」と思いますが、読んでみると序盤から圧倒的格上と戦ったり、閃きがカギを握る能力バトルが展開したり、一筋縄ではいかない流れに圧倒されます。一度引き込まれれば最後、もう沼の中です。
また、プロローグで透晴が救世主となった未来が描かれているのもポイント。本編の序盤で殺人事件の濡れ衣を着せられるなど苦難が続く透晴ですが、将来は救世主になると決まっているわけです。「ここからどうやって救世主まで登り詰めるのか?」というフックが、物語に没頭させてくれます。
ド派手かつ頭脳的な異能バトルが好きな人、底辺からの成り上がりに憧れる人におすすめです。
『神血の救世主~0.00000001%を引き当て最強へ~』はこちらからチェック!

「タテ読みマンガアワード2024」受賞作から特におすすめのWebtoonを厳選して紹介しました。気になった作品があれば、ぜひ実際に読んでみてはいかがでしょうか。
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